読書-映画

『読書会入門』を読むと、読書会に行く勇気が少し出るかもです

悩んでいる女性
悩んでいる女性
読書は好きなんですけど、読書会に行く勇気がありません。読書会、何か気になるんですよね・・・。

このような悩みにお答えします。

最初にこの記事の内容と信頼感を紹介します。

この記事の内容

・読書会に行く勇気がないと悩んでいる方に『読書会入門』を紹介します。

この記事の信頼感

・この記事を書いている私は、小説を中心に読書が好き。2019年は250冊読了

・『読書会入門』の著者である山本さんが主宰している「猫町倶楽部」の読書会は行ったことありませんが、現在別の読書会に参加しています。

ヒロ
ヒロ
今回は『読書会入門』を紹介します。

この記事を参考に『読書会入門』を読むと、読書会に行く勇気が少し出るかもです。

『読書会入門』は読書は好きだけど、読書会に行く勇気がない方にオススメです。

この記事を書くために、読書は好きだけど読書会に行ったことのない友達に話を聞くと、みんな「読書は好きだけど、読書会に行く勇気はない」と答えてくれました。

その理由は、以下のような内容でした。

・自分の感じたことを上手に人の前で話せるか自信がない。

・本の解釈をどうしたらいいのか難しくてわからない。

・敷居が高い感じがして、行きづらい。

・でも、何か読書会は気になる。

私もはじめて読書会に行くまでは同じように思っていました。

ヒロ
ヒロ
はじめての読書会の時、自分で申込したのに、緊張して行くの止めようかなと悩みました。
星くん
星くん
僕も読書は好きだけど、読書会に行く勇気はないなー。
中村さん
中村さん
どうもみんな読書会のはじめの一歩のハードルが高いと感じているようじゃな。

『読書会入門』を読むと、読書会に行く勇気が少し出るかもです。

読書会に行く勇気はないけど、気になるという方に今回紹介するのは『読書会入門』という本です。

著者の山本多津也さんについては、以下を読んで下さい。

日本最大規模の読書会コミュニティ「猫町倶楽部」を主宰。一九六五年名古屋市生まれ。住宅リフォーム会社を経営する傍ら、二〇〇六年から読書会をスタート。名古屋のほか東京や大阪などで年二〇〇回程開催し、のべ約九〇〇〇人が参加している。本書がはじめての著書となる。

『読書会入門』より

解決策その①:難しい解釈を言わなくてもいい

どうしても読書会と聞くと、本について何か難しい解釈をして、言わなければいけないという先入観があるかもしれません。

ヒロ
ヒロ
私もはじめての読書会の時は、難しいことを言わなきゃいけないと思って、あれこれ準備をして臨みました・・・。

この疑問に対して本書の中では、エッセイストの柴原明子さんの著書『家族無計画』という本の読書会の時のエピソードを基に以下のようなことが書いてあります。

なんだ、こんなことでいいなら自分も話せるぞ、という気がしてきたでしょう?そんなことでいいんです。難しい本で、面白さがさっぱりわからないような本だったとしても、きっとあなただけではありません。大体みんなそんなものです。勇気を持って「面白さがわからなかった」と言えば、きっとそれにつられて何人か「私も!」と声をあげてくれるでしょう。

『読書会入門』より
ヒロ
ヒロ
私もはじめての読書会の前にこの文章に出会いたかったです。

実際に読書会に参加すると「難しい解釈をして、難しいことを言わなければいけない」なんてことは、全くないと分かりました。

自分の感じたことを、自分なりの言葉で素直に話せば大丈夫です。もちろん上手に話せなくても平気です。

星くん
星くん
僕も安心したよ。

解決策その②:自分では気づかない本の読み方に出会える

読書が好きな人にとっては、自分が好きな本に対して「こんな読み方があったのか!」と知った時ほど喜びを感じることはないかもしれません。

中村さん
中村さん
わしは好きな本は何度も再読して、新しい読み方を発見するのが好きじゃぞ。

中村さんのように本を再読して、新しい読み方を発見するというケースもあります。

しかし読書会に行けば、自分一人ではたぶん気がつかなかった読み方に出会えることがあります。

『読書会入門』では、次のように書かれています。

ときに他人は、自分が思ってもみないようなところに注目しているものです。中には、なるほど、そういう見方もあるのか!と膝を打つようなことも多々あります。本来ならば自分の見える角度でしか読むことのできない一冊の本を、さまざまな人の目を借りながら、多面的に読み直す。そうして、著者が本に込めたメッセージを、より立体的に理解しようとする。これこそが、読書会の醍醐味だと私は思うのです。

『読書会入門』より

読書会に参加したことのある方ならわかると思うのですが、これは本当にあります。

私は、この「なるほど、そういう見方もあるのか!」を求めて、読書会に参加しているようなものです。

大好きなカフカの「変身」の読書会を行った時は、新しい見方がいくつも出てきて興奮したのを覚えています。

ヒロ
ヒロ
話が横道にそれるのですが、上の本の多和田葉子さん訳の変身(かわりみ)は素晴らしいので、未読の方にはおすすめです。
星くん
星くん
僕も読書会に参加して、いろんな見方ができたらいいな。

解決策その③:新しい出会いがある。

読書会に参加すると、日常の仕事や家庭とはまた別のゆるく心地の良い出会いがあります。

このことについて『読書会入門』の「弱いつながりが欲しい」では、次のように書かれています。

猫町倶楽部のようなコミュニティの常連になるような人達の多くもきっと、家庭でも職場でもない、弱いつながりを求めて参加してくれているのでしょう。一冊の本を媒介に、複数の知らない人達としゃべる。それによって、それまでの世界には存在しなかった新しいつながりが生まれるのです。

『読書会入門』より

私も特に連絡先も交換しない、読書会の時にしか会うことのない人との新しい出会いがありました。

この弱いつながりが、何とも心地良いのです。

中村さん
中村さん
こういう出会いもいいもんじゃな。
星くん
星くん
うん、僕も読書会に参加したくなってきたよ。

まとめ

今回は、『読書会入門』をご紹介しました。

内容をまとめるとこのようになっています。

・読書会に行く勇気がないと悩んでいる方に『読書会入門』を紹介します。

『読書会入門』を読むと、読書会に行く勇気が少し出るかもですとしたのは、私の素直な気持です。

このブログや『読書会入門』を読んでも、読書会に行く勇気が出るかどうかはあなたの気持が大事です。

正直なところ私もはじめて読書会に行って、聞いている人たちの前で話した時は緊張しました。でも2回・3回と行っているうちに慣れてきて、楽しくなってきました。

今では、「なんではじめての時、あんなに緊張していたんだろう?」と思うくらいリラックスしてみなさんの前で話をしています(笑)。

『読書会入門』を読んで、気楽な気持で読書会に参加してみてはいかがでしょうか。

今回は以上になります。

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